はじめに この店に込めた想い
はじめまして。投資家のためのブレスレット専門店「ブレない手元」店長のFUKUO(ふくお)です。
このページを開いてくださって、本当にありがとうございます。もしかしたら今、あなたも心のどこかに不安や迷いを抱えながら、この文章を読んでいるのかもしれません。
「また失敗したらどうしよう…」
「このままじゃ、人生を立て直せないんじゃないか…」
そんな思いを抱えている方にこそ、まず最初にお伝えしたいことがあります。
当店は、ただ美しい天然石のブレスレットを販売するために立ち上げたものではありません。私が本当に届けたいのは、相場や人生の揺れの中で、自分を見失わないための小さなきっかけです。
投資の世界では、どうすれば勝てるかがよく語られます。けれど実際には、知識や技術だけでは越えられない場面があります。焦り、欲、恐れ、連敗のあとの乱れ、自分を責めてしまう気持ち。本当に苦しいのは、負けることそのものより、負けをきっかけに自分の軸まで崩してしまうことではないかと、私は思っています。
何もかも失った日々 人生のどん底で見たもの
正直に話させてください。私は、成功者ではありません。59年間生きてきて、「順調だった」と胸を張って言える時期が、ほとんどありません。
ネットビジネスで1500万円という大金を失い、債務整理によって家族との思い出が詰まったマイホームも手放しました。鍵を返す日、妻の顔を見ることができませんでした。子供たちに申し訳なくて、「父親として失格だ」という言葉が、頭の中をぐるぐると回り続けていました。
転職は10回以上。どこへ行っても長続きせず、自分を責め続けました。あまりのストレスから心臓病を患ったとき、病院の白い天井を見上げながら、「自分は、いったい何をやってきたんだろう…」そう呟いた自分の声が、やけに遠く聞こえたことを覚えています。
家も失い、仕事にもなじめず、胸には病気、不安だけが増えていく。「もう、ここから立て直すのは無理なんじゃないか」心のどこかで、そう諦めかけていた時期が、確かにありました。
それでも、妻に「本当にごめん」と言ったとき、彼女は静かに首を振って──
その言葉が嬉しくて、でも情けなくて、布団の中で声を出さずに泣いた夜を、今でもはっきり覚えています。
FXとの出会い、そして10年間の暗闇
そんな人生の中で、FXと出会いました。「これが最後のチャンスかもしれない」という気持ちで始めました。でも、甘くはありませんでした。最初の10年間、私はひたすら負け続けました。
相場は、人間の弱さを容赦なく暴き出します。勝ったと思えば次の週に飛んで、取り返そうとしてさらに深みにはまる。感情のまま動いて、後悔して、また同じことを繰り返す。
負けた日の夜は、本当に苦しかった。損失の金額よりも、「また自分はやってしまった」という自己嫌悪の方が、ずっと重くのしかかってきました。画面を閉じても、数字が頭から離れない。妻に言えない。誰にも言えない。ひとりで抱えて、また朝になって、また相場に向かう。そんな日々でした。
チャート画面の前に座るたび、「あのときやめておけばよかった」「自分には向いてないんじゃないか」そんな言葉が頭の中をぐるぐると回り続けていました。
気づき 「勝つこと」より「崩れないこと」
12年間にわたって相場と向き合い、試行錯誤を重ねる中で、少しずつ気づいていきました。
相場で本当に大切なのは、「勝つこと」ではなく「崩れないこと」だということを。
負けるたびに見えてくるのは、チャートのクセではなく、自分のクセでした。焦るクセ、取り返そうとするクセ、自分を責めすぎるクセ、不安から、ルールを破ってしまうクセ。「勝てない原因」は、手法やインジケーターよりも、この「心の揺れ」の中にあるのではないか。そう気づくまでに、10年もかかりました。
現在は子供たちも独立し、妻と古い公営住宅で静かに暮らしながら、FXで月10〜15万円ほどの安定収入を得られるようになりました。豪華な暮らしでもなければ、SNSで自慢できるような「爆益報告」もありません。
でも、毎月、落ち着いて家計を支えられること。相場に振り回されず、心を大きく崩さずにいられること。それが、かつての自分からすると、信じられないほど「幸せなこと」なんです。
ブレスレットに込めた想い ─ 「魔法」ではなく「自分を思い出す印」
そんな私が、なぜブレスレット専門店を立ち上げたのか。
正直に言います。このブレスレットは、身につけた瞬間に勝率が上がるような、そんな「魔法のアイテム」ではありません。つけた途端に大きく勝てるようになったり、損失が一瞬で消えてなくなったりする、そんな都合のいいものではありません。
私が信じているのは、もっと地味で、もっと小さな力です。
朝、チャートを開く前に「今日は焦らない」と決める
手元のブレスレットを見て、静かに今日の自分の姿勢を決める。たったそれだけが、一日の相場を変えることがある。
エントリー前に、一度ブレスレットに触れる
「本当に今、入るべきか?」自分に問いかけるひと呼吸。感情のまま動かないための、小さな儀式。
損切りのあと「取り返そうとしない」と言い聞かせる
悔しさで心がざわついたとき、手首の重みを感じながら、自分にそっと言い聞かせる。
そんな小さな所作が、感情に飲み込まれないための「錨(いかり)」になる。
私は、ブレスレットとは、お守りというより、「自分の規律を思い出すための印」だと考えています。相場の前で心を整えるための、静かな儀式。揺れた気持ちを、元の場所へ帰してあげるための、小さな目印。
だからこの店では、石の意味だけを並べるのではなく、その石が持つ歴史や背景、見た目の印象、そしてそこから感じられる物語を大切にしています。「今の自分に、どんな姿勢が必要か」それを、石やデザインという形で、あなたの手元に置く。それが、この店が考えるブレスレットです。
あなたへ 同じ痛みを知るひとりの人間として
もしあなたが、過去の失敗を引きずっているなら。
もしあなたが、将来への不安を抱えながら投資に向き合っているなら。
もしあなたが、もう一度自分を立て直したいと思っているなら。
私には、その気持ちが痛いほどわかります。「不安で眠れない夜の静けさ」「負けたあとに、自分を責め続けてしまう感覚」それらが、痛いほどよくわかります。
だからこそ、私はあなたに、上から目線で「こうすれば勝てますよ」とは言えません。ただ、同じ道を、少しだけ早く歩いてきた一人として、「大丈夫、一緒に少しずつ整えていこう」そう声をかけるようなつもりで、この店を続けていきたいと思っています。
私には、誇れる華やかな経歴はありません。けれど、多くの「地雷」を踏んではそこから這い上がってきたからこそ、「うまくいかない人の気持ち」が、痛いほどよくわかるんです。だからこそ、同じように悩む人に対して、上から教えるのではなく、一緒に歩くような気持ちで寄り添いたいと思っているのです。
最後に 失敗だらけの人生だったからこそ、伝えられること
「ブレない手元」が、あなたにとって、そんな再出発の、小さなきっかけになれたなら、店長として、そして、同じように遠回りしてきた一人の人間として、これほど嬉しいことはありません。
この店が、あなたにとって小さくても確かな再出発のきっかけになれたら嬉しく思います。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。あなたの手元に、「もう一度、自分を信じてみよう」と思える一本が、いつか届きますように。
